戦闘処理への理解
部隊としての火力は、装甲、部隊、銃撃、白兵……などの攻撃力をそれぞれユニット数で掛けた合計値となる。
陸戦ユニットの相関関係(歩兵は弓矢に強く、弓矢は騎馬に強く、騎馬は歩兵に強い、など)が把握できれば、陸戦も簡単になるのだろうが、なかなかつかめない。突破口として、装甲車両はアウトレンジからの攻撃で損害を受けない、射程2〜3を有する装甲車のみから編成される部隊は、敵と隣接しないかぎり無敵である……という特徴から相関関係をつかめないだろうか?
何をどれだけそろえたら、敵のユニットをどれだけ倒せるのか? その計算は、次のようになっている。たとえば航空機の撃墜上限は、おおよそ70パーセントと決まっている(乱数によって変化する)。つまり、100機編隊の航空機は撃墜できたとして、70機が上限となる。
火力は打撃力に換算される。
1機を撃墜するための打撃力は40で、つまり、70機を落とすには、2800の打撃力が必要ということだ。
この70機を大型対空砲で落とすには、大型対空砲の攻撃力(対空)が14なので、2800を14で割って200ユニットをそろえればいいことになる。
陸上戦力は数が多いほど、士気が低下しにくいので、兵力の集中運用は要となる。
工場の爆撃は、水平爆撃でも効果を上げられる。このとき、たくさん爆装できる重爆撃機のほうか適している。工場に対しての爆撃では、命中率は重要ではない(戦略爆撃)。工場以外の目標では、急降下爆撃のできる機体がよいようだ(戦術爆撃)。