陸上戦力の整備
戦車はシャーシと砲塔に分かれている。
武器を作るには工数がかかる。工数とは、生産にかかる手間のことだ。複雑なものほどたくさんの工数がかかる。一度にたくさん作りたければ、シャーシ工場の規模を拡大して、生産力を上げていくしかない。
対空砲や野砲、そして戦車の上半分を占める砲塔は、「陸戦兵器生産フェイズ」で生産する。
R……レンジ:射程距離
白……白兵戦で使用される白兵火力のこと。歩兵タイプのユニットのみ、この値を持つ。
警……警備力のこと。治安の悪い根拠地の蜂起をどれだけ押さえられるかを表す
踏破力……落伍のしにくさ
故……故障の発生のしやすさ
装甲車両を作らないのであれば、シャーシの制限は受けない。
対空砲や対戦車砲は、シャーシを必要としないからだ。そのため、対空砲や迫撃砲を作ろうとすると、いっきに数が増えることになる。迫撃砲100などと当たり前のように作れてしまう。
T号戦車などの砲塔の生産については、T号戦車のシャーシをすでに生産している範囲内でしか行えない。上図では、V号、W号戦車のシャーシがそれぞれ20両生産されている。そのため、どれだけ生産工数や鉄に余力があろうとも、それぞれの砲塔は20を上限としてしか作れないわけだ。
また、この画面では、国家予備にストックされている陸戦兵器やシャーシを解体することができる。火砲を解体すると鉄に、装甲車両を解体すると鉄とシャーシになる。
効果的な解体の仕方を提示しておく。
中途半端な攻撃力しかもたない装甲車両は、いったん部隊から外して国家予備へ入れてしまい、解体した後、より強力な砲塔をつけて、前線へ送り出してやるのだ。何も上下セットで(砲塔とシャーシ)、新品を作らねばならないこともない。資源の有効活用を考えるなら、弱い砲塔は解体して鉄へ戻してしまった方がいいかもしれない。
(しかし、序盤で鉄不足に悩まされることはないと思うが……)
※こういったことを思いつくのが楽しみのひとつだ。
うまい使い方はないものだろうか? 破天荒なやり方は? 行き詰まったら、解説書とにらめっこして、何かを学んでくる。分厚いマニュアルを有するゲームしか味わえない面白さがある。
何度も失敗して、自力で考えた分だけゲームの深みが増すというものだ。