資源の採掘と加工

1940年6月第3週までの備蓄資源の推移をみてみよう。
資源採掘フェイズは、特にプレイヤーが調整できる命令はない。
画面もしばらく眺めていれば見方の分かるものだ。



不足しがちなボーキサイトが増えている。これは、航空機に必要なアルミニウムの原料だから、外交によって毎回、経済交渉を行った成果だ。加工しきれないので備蓄は増えるばかりである。嬉しいような悲しいような。

セメントの増減は、工場拡張のために使いきろうとしているからだ。天候が晴れているほうが増加率が高いので、晴れているときに建設して、雨だと見送り→セメントが残る、ということを繰り返している(笑)。


※画像クリックで拡大可能

なかなか100パーセントで、フル操業できないのが資源加工フェイズだ。
資源加工フェイズでは、操業率を変更できる。石炭は燃料を作ることができるし、鉄を作るのにも必要だ。どちらを優先して生産するか? という調整を行える。

資源のなかで加工されないまま使われるのがセメントだ。
工場の建設、飛行場の建設、陣地の構築に使われる。当初、余力がありそうに見えて、実はない資源であったりする。

工場の建設のみを念頭においているうちは、経済交渉で他国から仕入れることなど考えもしなかった資源だった。むしろ、ボーキサイトと引き換えに交換する資源としての位置づけをもっていたものだ。

ところが航空戦力の拡大期に入ると(気付くときが来る)、飛行場の建設に大量のセメントが必要になった。工場の建設と飛行場の建設を両立させようとして、外交でセメントを手に入れる羽目になるとは思いもしなかった。
結局のところ、ドイツにとっての交換用資源とは「鉄」である。

異なる2種類の資源を同時産出するような根拠地はない。敵・味方の資源産出の大きな、工場規模の大きな拠点を押さえることが当面の目的といえるだろう。

上図で、製油所の総生産力が0になっているのは、工場を建設しているためだ。建設中の工場は操業できないので、その生産力は0になってしまう。存在するすべての製油所の規模を拡大しようとして、工場建設を行うとこのようになる。このターンは、加工が行えないので、燃料は増えない。
最初は0が表示されて驚いていたが、すぐに慣れた。


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